喫煙歴30年のヘビースモーカーが簡単にVAPEに移行した方法とは

VAPE

たばこを毎日1箱30年以上の喫煙歴だった私が、たばこからVAPEに移行して、3年が経ったので、その経緯を書いていきます

私がたばこをやめたかった理由は、

  • 家族に孫が増えること

スパッとタバコをやめらればいいのですが、そこまで意思も強くないので、少しずつ減らしながら分煙するしかないかなと悩んでいました

  • 肩身の狭い面倒な思いをしてまで吸うのが嫌になっていたのもあります
  • どんどん上がるタバコ税もたばこを吸うのをやめたかった理由のひとつでした

そんな時にたまたまVAPEを知り、いつの間にタバコからVAPE 移行することに成功しました

たばこからVAPEに移行したら、さまざまな変化があり、喫煙しながら禁煙したのと同じ効果がでてきたのには、驚きました

これから、紙巻きたばこや加熱式たばこをやめてVAPEに変えようかなと考えている方は、参考にしてみてください

VAPEに移行して良かったこと

  1. 部屋や車の中が臭くない
  2. 体からタバコの臭いがなくなった
  3. 食べ物が美味しい
  4. 空咳や痰がなくなった
  5. 吸い殻・灰などで汚れなくなった
  6. 火の始末の心配がなくなった
  7. 金銭的に余裕ができた 

紙巻きたばこからVAPEに変えたら現れた7つの禁煙効果で詳しく書いています

初めて吸ったVAPEが衝撃的に美味かった

最初は、会社の後輩が休憩の時に吸っていたのを少し味見させてもらったのが、きっかけでした

たきしん
たきしん

なに?それ?

VAPEっていってタバコみたいな感じですね

たきしん
たきしん

試しに吸わせてちょ

初めて使うVAPEだったので、使い方を聞いてから、恐る恐るスイッチを入れて吸ってみると

思いっきり むせこみました

それはそうですね

タバコの吸い始めも、やっぱりゲホゲホだった覚えがありますが、何でも最初は体は拒絶反応がでるものです

今はタバコくらいの煙量のスターターキットがたくさん出ていますから安心ですが、

その時、後輩が使っていたVAPEは、爆煙スターターキットでした

3年前はVAPE=爆煙だったので、入ってくる煙の量が段違いですから(笑)

むせこみながらも、その味は

さっぱりとしているのに、ほんのりと甘くて

だけども飴やガムとは違う感覚で衝撃的に美味しい味でした

煙が出るからタバコの代わりになるし

この美味しさなら、飽きずにずっと吸っていられる

タバコの値段もこれからどんどん上がっているからなぁ

この体験から私のVAPE移行への道が始まりました

 APPLO社のBaja Burst(バハバースト)

詳しく聞いてみると

中に入っていたリキッドは

APPLO社のBaja Burst(バハバースト)と言うリキッドでした

トロピカルフルーツと炭酸のような泡をイメージしたドリンクを再現しています。シトラスの香りと豊富な蒸気をもたらすおいしいフルーツポンチです。甘すぎず程よいリフレッシュ感はあなたを夢中にさせます。一日中吸ってもあきないリキッドです!!

他にも、リキッドはいろいろなメーカーから何百種類もありますが、最初に吸うのなら

このバハバーストは、私のイチ押しです

ちなみに、私の周りのVAPEを吸っている人は、バハバーストから始めました

タバコからVAPEに移行するにあたって

そもそもVAPEとは?

VAPEは、英語のvaporize(蒸気を吸う)が語源で、電子タバコの熱源で直接燃焼させずに液体を気化させた蒸気を吸うこと、それを吸う行為という意味で

VAPEという商品ではなくて、総称みたいなものですね

加熱式タバコとの違いは、加熱の対象がたばこ葉ではなくてリキッド(液体 )だけを使うことです

どんな仕組みのものなの?

コイル状に巻いた金属に通電したときの抵抗により出た熱で、リキッドの染みたコットンなどを熱して、リキッドを気化させ、出た蒸気を吸うという仕組みです

蒸気には、リキッドによりさまざまな味がついているので、その味や香りを楽しみます

リキッドってなに?

蒸気の素となる液体で、味は、各メーカーから何百何千種類とあります

大きくカテゴリー分けすると

  • タバコ系
  • ドリンク系
  • フルーツ系
  • スイーツ系などがあります

リキッドの材料は

  1. PG (プロピレングリコール )
  2. VG (植物性グリセリン )
  3. フレーバー (香料 )
  4. ニコチン (ニコチン入りの場合 )

でできています

PGやVGは、体には害のない製品です

PGは食品添加物や歯磨き粉なんかに使われています

VGは化粧品、化粧水などに使われています

PGとVGの割合で煙の量が変わります

フレーバー (味 )重視のリキッドは、PG:VG 50:50〜40:60くらい

爆煙重視のリキッドは、PG:VG 30:70〜10:90くらいが目安

フレーバーでリキッドの味を作っています

ニコチン入りのリキッドは、法律で売買、譲渡が禁止されているので、日本では手に入りませんが、個人使用の範囲でひと月120mlまで個人輸入できます。

私はヘルシーサポートという個人輸入代行サイトを利用して、ニコチン入りのリキッドを入手して使っています

ニコチン入りリキッドの濃度表示はmg/mlですが、タバコのニコチン表示とは違っているので

同じ0.5mgでもタバコとリキッドでは全く別になります

ニコチン濃度の目安

ニコチン濃度のだいたいの目安としては

    リキッド  →紙巻きたばこ
     6mg /ml      →0.15mg
    12mg/ml    →0.35mg
    18mg /ml      →0.6mg
    24mg /ml      →0.9mg

24mg/mlは紙巻きたばこでニコチン1mg以上のキツめのタバコを吸っている人なら吸えるくらいで

個人差がありますが、最初は18mg/mlか12mg/mlくらいがいいようです

私は、喫煙していた時はショートホープ、ゴールデンバット、小粋だったので、最初は24mg/ml濃度のニコチン入りリキッドで吸っていましたが

2回目の購入からは18mg/mlにしました

タバコを吸い過ぎると頭がクラクラしたり、気分が悪くなる事があるように

ニコチン入りのリキッドも吸い過ぎるとそうなります

個人個人で1日のニコチンの摂取量は違うので、各自自己責任で調整してください

ニコチンリキッドに関する注意事項

ニコチンは薬機法で劇薬に定められた危険物です。以下の注意事項をしっかり入りリキッドとお読み頂くと共に、薬機法についてや厚生労働相のHPなどをよく調べた上で自己責任で輸入・使用してください。

注意事項

ニコチンは無色無臭の劇薬です。致死量は成人で40〜60mgで、36mg/ mlのニコチンリキッドを1.5mlほど飲んだだけで命を落とします。皮膚についた場合は、早急に十分な水で洗い流すなど、取り扱いには十分注意する必要があります。特に小さい子供の手に触れる事が絶対にないように責任をもって管理する事が大切です。薬機法において、ニコチンは国内では販売および譲渡が原則として禁止されています。自作のニコチンリキッドを販売したり、友達などに譲渡するだけでも薬事法違反で罰せられます。
お待ちかねしました
ここからが本題に入ります

まずはスターターキットから

さっそくVAPEを始めるために

最初に買ったのは

eleafというメーカーの ijust2 でした

ijust2は、ペンタイプのオールインワンキットで、リキッドがあればすぐに吸い始められます

選んだ基準として

  • 簡単に使えること→最初はボタンを押すだけで吸えればいい
  • リキッドが入れやすい
  • 電池が1日もつこと→機種によりますが1000mA〜2000mAくらいが目安
  • 値段が安いこと→安過ぎると心配なので3000〜5000円くらい入ります入ります
  • 安全である→有名で実績のあるメーカーの製品は安全装置が付いている
  • 爆煙タイプ→これは中に入れるコイルを1Ω以上のものに変えてエアー量を調節することで少なくする事も出来る
  • コイルの交換が楽チン

最近はijust3になってさらに使いやすくなっています

続けるにはニコチン入りが必須

タバコから完全に移行するためには

はっきり言って、ニコチンが入っていないリキッドでは続きません

なぜならば、私も含めてタバコをやめられない人はニコチン依存性だからです

言い換えれば、体にも周りにも悪いと分かっていながらタバコを辞めれないのは、ニコチンが入っているからです

簡単にニコチンを摂取できるのがタバコしかないからです

ここからは、タバコから完全に移行するための手段として私がしていたことをかいていきます

タバコを吸わないために、今まで摂取していたニコチンの量を取る

まずはタバコを吸わないようになるために

どのくらいのニコチン濃度のリキッドをどのくらいの量が必要なのか試しながら吸ってみました

だいたいひと月の吸う量は1日に2ml×30日で60mlだったので、24mg/ml濃度のニコチンリキッド30mlが2本

これでタバコを吸いたいと思わない量でした

ただし濃度的に高い気がしたので、2ヶ月目からは18mg濃度のニコチンリキッドに変えました

私の周りには5人ほど同じ時期にVAPEを始めた仲間がいますが、全員最初はこのくらいでした

4ヶ月目くらいまではいろいろな味を試して楽しんでいました

濃度を下げ過ぎると、やはり物足りないのか吸う回数や量が多くなりました

その頃、たまにタバコを吸ってみよう思い、吸ってみたのですが、なぜか吸うことが出来なくなっていました(笑)

VAPEの吸いかたには

  • 口吸い→タバコのように吸った煙を1回口に溜めてから吸う
  • 肺吸い→吸ってそのまま煙を肺に入れる

の2種類があり、私は最初から肺吸いで吸っていたので、吸えなくなったようでした

あんなにうまいと思って吸っていたタバコでしたが、ひさびさに吸ったタバコの味は、シケモクというか紙を燃やした様な味がするだけで、1本吸うのがやっとでした

VAPEに集中するために色々試してみる

5ヶ月目くらいには、たばこを買わなくなったこととVAPEにかかる出費がほぼ決まってきたことで小遣いに余裕ができてきたので

初心者からステップアップするために

カッコよくて性能のいい装置 (アトマイザー、MOD )を探して買っていました

具体的には

アトマイザーをRDAタイプ

MODを温度管理できる高出力タイプにしました

RDAタイプは、コイルを自分で巻いて付けるので、ランニングコストは、コイルユニットを使用するタイプに比べて1/10くらいになり、月に数十円とほとんどかからなくなりました

この頃からVAPE の楽しみ方が何通りかに分かれていきます

  1. 格好良さを求めてVAPEトリックの練習をする
  2. VAPEのアトマイザーやMODをいろいろ試してみたくなる
  3. 更なるコストダウンのためリキッドの自作を始める
  4. 味を求めてリキッドを買いまくる
  5. そのまま継続する

私は2と3でした

タバコが吸えなくなったら、ニコチンの濃度を徐々に薄めていく

VAPEだけを使用して1年経つ頃には、紙巻きタバコはとても不味くて吸う気にならなくなりました

もし、VAPEを忘れてきた、充電をし忘れたとしても

無ければ無いで1日なにも吸わなくても大丈夫でした

味覚、嗅覚が戻ってくるので、リキッドが一層美味しく感じてきますが、少し味が濃く感じるようならば、

リキッドの自作用のニコチンの入っていないベースリキッドで薄めます

PG40:VG60の240ml入りで1000円以下で買えます

倍に薄めることで濃度は半分に、量は倍になるので経済的です

薄めたリキッドで少しずつ慣らして、だんだんニコチン濃度を下げていきます

今現在、私が吸っているリキッドのニコチン濃度は1mg/mlになっているので、ほぼ入っていないくらいまで下がりました

ここまでくると別にニコチンはいらないかなと思いますが、少しでも入っていないと吸う意味がなくなるので入れています

まとめ

タバコを禁煙するためにVAPEを始めたというよりも

VAPEを始めたらいつのまにかタバコをやめられた感じでした

タバコからVAPE に移行できた経緯をまとめると

  1. 出来るだけタバコと併用せずにVAPEだけを吸う
  2. いつまでも吸えそうな自分に合うリキッドを見つける
  3. VAPEだけでいいようにニコチン入りリキッドまたはニコチン溶液を入手する
  4. VAPEは楽しみ方がいろいろあるのでハマってみる

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